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第八位 鉄幹 古式甕仕込み

鉄幹古式甕仕込み、と銘打っている通り、その味はとてもまろやか。口に含んだ瞬間に芋の甘い香りがパッと広がり、素朴で昔ながらの芋焼酎という印象を強く受ける焼酎です。白麹と黒麹のブレンド麹を使用していて、なめらかな口当たりの中ににキレがあります。嫌みのない芋の甘み・香りを存分に楽しみたい場合は、ロックやストレートよりお湯割でいきたいところです。

素朴で昔ながらの製法にこだわる

鉄幹シリーズとしては、この他に黒麹使用の『鉄幹黒』、紫芋で上品な仕上がりの『紫鉄幹』、白麹に黄麹を加えスッキリとした甘さの『二天一流 鉄幹』など数々販売されていますが、この『鉄幹』が蔵元のオガタマ酒造の基本の味・スタイルです。銘柄の由来は川内を愛した詩人「与謝野鉄幹」にちなんで命名されました。

まずはノーマルな鉄幹から始めて、それから黒や紫など味わいの違いを呑み比べて確かめていくのがよいでしょう。

蔵元の基本理念は「温故知新」

鉄幹は甕仕込みの他にも原料の芋は全て契約農家から買い付けたり、仕込み水にも気を配るなど職人的なこだわりを感じますが、それもそのはず。オガタマ酒造は「さつま五代」で有名な山元酒造と兄弟会社で手造り焼酎を造りたいとの思いから生まれた蔵なのです。

その基本に流れる考え方は「温故知新」。戦前、戦後、薩摩で主に作られていた幻の品種「げんち」を自社栽培し復活して造られた『さつまげんち』や鉄幹の原酒を選りすぐり、出来のよかったものをさらに5年間甕貯蔵して造られた『蛮酒の杯』など、“昔ながら”を好む方なら、オガタマ酒造という蔵元名で探した方が早いかもしれません。

手間がかかる甕仕込みにこだわるのは『森伊蔵』と同様ですが、こちらは格段に手に入りやすいですし、価格もとてもリーズナブル。甕仕込みと通常仕込みの違いを知りたいのであれば、プレミア焼酎を追いかけるより、味わいも間違いのない鉄幹を選ぶことをお薦めします。

基本データ

  • 【蔵元】オガタマ酒造
  • 【生産地】鹿児島県
  • 【原料】コガネセンガン、米麹(黒・白麹ブレンド)
  • 【度数】25度
  • 【市場価格】2,000~2,500円(1.8L)
  • 【飲み口】★★★
  • 【香り】★★★
  • 【買いやすさ】★★★★